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普通の高校教員(生物)が、仕事と家事育児の両立に悩みつつ、普通のAL型授業に取り組むブログ

【3年生物】レポート形式のテストを実施しました。

3年生の学年末考査で、「生物の授業で扱った全単元のうち2つの単元について、その内容および内容と自分とのつながりについて、できるだけ詳しく書きなさい」という問題を出してみました。1つの単元の量は、あらかじめ教科書の目次についている番号で区切ることにしました。
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ルーブリックはICEモデルに沿って作りました。
事前に課題とともにルーブリックを配り、持ち込み用としてA4用紙(白紙)も1枚配りました。この紙には何を書いてもOKとし、生徒はほぼ下書き用にしていました。
初めてのレポート形式での出題でしたが、配点も基準もあったことでわりとスムーズに書き始めていました。また、書きやすいところ、時間内に完成させられそうなところを探して、今までで一番教科書をじっくり読んでいたように見えました。
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採点がどうなるかと心配でしたが、思ったよりもスムーズに行き、いつもより少し時間がかかった程度でした。ルーブリックの精度を上げるともっと早くなりそうな気がします。gaccoのインタラクティブ・ティーチングの中で「ルーブリックを作ったら、解答案を作って採点してみるといい」とありましたが、それを実感しました。
ルーブリックの改善点もいろいろ見つかりましたが、ルーブリックが生徒の学びのガイドになることを実感してとてもおもしろかったです。それから、答案に生徒のがんばりを感じて、採点しながらなんだか嬉しくなりました。
このクラスは15人と少なく2年間続けて受け持った生徒がほとんどだったので、いろんなチャレンジをさせてもらいました。来年はほとんどのクラスが1からのスタートですが、どうやって進めていこうか今から楽しみです。