★Enjoy Learning!★

普通の高校教員(生物)が、仕事と家事育児の両立に悩みつつ、普通のAL型授業に取り組むブログ

オンライン学習会

初めてオンライン学習会というものに参加しました。

申し込むかどうか、相当悩みました。
参加する人は、なんだかみんなすごそうだ。
私なんかが入ってついていけるのか。
21:30〜23:00という時間帯、ちょうど子どもが寝る時間。毎回出席できるのか?子どもより自分を優先してしまってる?
でも、やらないと取り残されそうな恐怖感。
授業は少しずつ軌道に乗ってきた感もあるけど、行き詰まりも感じるような。
だいたい、状況が整うのを待っていたら、何年先になる?
 
…というのを延々悩んだあげく、最後はえーい!という感じで申し込みボタンを押しました。
押した後もモヤモヤしてたりして…
 
で、緊張の初回。
やっばり途中で長女が泣きながらやってきて、寝かしつけに1時間ぐらい抜けて、帰ってきたらほとんど自己紹介も終わっていて、流れがイマイチつかめないまま、ドキドキしながら自己紹介をして終わりました。
 
とりあえず、ホッとしました。
途中抜けたことに対するフォローのコメントもとてもありがたかった。
緊張も解けて、今は、思い切って新しい世界に飛び込んだことで自分にどういう変化が起きるのか、少しわくわくしてます。ALも、子育てみたいにこれまでの自分の考えを揺さぶられることがたくさんあるような気がするので。
 
とにかく、今から1ヶ月、家族にも協力してもらいつつ、自分のペースでやっていこう、という気持ちにはなりました。
 
えーい!と押しといてよかった!*\(^o^)/*
 
 
 
 
 
 
 
 

チームで協力すること。

AL型授業&教育の情報化に関する職員研修を行いました。

もともと30分しか時間を割り振られていなかったうえに、明日の台風接近に備えて日程が変更になり、「できるだけ短く!」と言われた中での研修。しかも放送設備の点検が行われていて頻繁に放送が入り、そのたびにプロジェクターの画面は消えるという状況でした。画面ほぼ見えず(´Д` )

そんな中、実践報告、授業の紹介(ほんとは授業体験をしたかった)、AL型授業を通してつけたい力について話しました。スライドをプリントしたものを配っていたのでどうにか話はできたけど、「AL型」の研修と言いながらひたすら私がしゃべりまくって終わってしまった。・゜・(ノД`)・゜・。不完全燃焼もいいところ。研修後、数名の先生から「もっとゆっくり聞きたかった」と言ってもらえたのが救いでした。それから、資料を共有する画面(スクリーンやテレビやKP)があることが説明時間の短縮に効果的であると再確認できました。感想を書いてもらっているので、見せてもらおうと思います。 

今回研修をしてみて思ったのは、こういう準備もチームでできたらいいなということ。何が求められていて、どんな話や活動があるといいか…など、一人で考えることには限界がある。ALを始めるきっかけになってくれたらと思って研修をしたけど、結局それは自分の思い込みでしかなく…。生徒には「チームで協力!」と言っているわりに、自分はできてないなぁ…と思うことが最近多いです。研修などでチームの力を感じる機会があっただけに、どうにかできないかと思います。

再始動

お盆休みもおしまい。残り1日の特休をどこで使うか…

準備室の隣の部屋では公務員課外が行われていました。課外を終えた先生から聞いたのは、課外受講者の中に分数がわからない生徒がいる、という話(分子を分母で割る、ということを理解していない)。たぶんめずらしい話ではないと思います。どの段階でフォローするべきなのか、学校制度、そうならないための子育て…などなど、意見交換。こんな時間が取れるのも夏休みだからこそです。普段からいろんなところでこういう話ができれば、だいぶ仕事もやりやすくなると思うんだけどなぁ…
 
今日のノルマは月末の職員研修の資料作り。AL型授業&ICTに関する研修をします。まだまだひよっこですが、校内にも実践者が増えつつあり、同じような悩みを持っているようなので、少しだけ早く始めた分、何か役に立てればと考えています。
 
書き始めると悩んでしまって下書きだけがたまっています。アウトプットの訓練のためにも、できるだけこまめに更新します!(と言えるのも夏休みの間だけかも…w)

現状その③ 活動・リフレクション

③活動について
内容に応じて、いろんな活動を試しています。
とりあえず今までやってみたのはこんな感じです。
◯語句の意味や現象などについて説明する
◯キーワードを与えてコンセプトマップを作る→さらにセントラルテーマについて文章で説明することも(例:酵素について)
◯自分で図を書いてみる(例:細胞の構造、眼の構造)

生物という教科の特性上、単なる問題演習では他者を巻き込んだ議論になりにくいし(というか本当はなるけど、生徒はそこまで考えて解く、ということを知らないと言った方が正しいかも)、そもそも簡単な解説を聞いたぐらいでは解けないことも多いし、解けたとしてもわかったつもりになるだけなので、問題演習の前の段階として、ちゃんとわからせることを重視しています。そこで時間が余ったら問題演習をするくらい。

今お気に入りなのはコンセプトマップ→説明の流れです。
うちには一般入試で大学に進学する生徒はほとんどいません。生物を本気で入試科目に使う生徒は、私が把握しているのは1人。それも口頭試問。
それが、マップができると入試に出るような論述も書けたりして、私も生徒もなんだかうれしい。

④リフレクション
態度目標と内容についての振り返りを毎時間していますが、マンネリしがちなので改善策を考え中。

現在はこういう形におさまっています。

現状その② 講義

②講義について
専門生物と生物基礎は生物教室でパワポをテレビに映して、化学基礎は普通教室でKP法を使っています。
生物教室でスクリーン+黒板というのが理想なのですが、なんと広い理科室にスクリーンがないうちの学校…(  Д ) ⊙ ⊙ 新しいのに…

52型のテレビで、フォントサイズを最低40以上にしても、最後列や両端の席は見にくいこともあるはず。それを少しでもフォローできればと、授業プリントとしてスライドをそのまま配っています。
ちなみに、プリントするときには「配布資料」ではなく「スライド」にして、4ページを1枚に割り付け設定しています。生物は図が多くなるので、少しでも大きくてはっきり見えるプリントにしたかったためです。
スライドをそのまま配っているので、特に空欄などはなく、講義の間生徒は基本的には話を聞くことに集中し、重要語句にマーカーで線を引いたり、必要なことはメモを取ったりしながら聞いています。

化学基礎のKPはまだまだ課題がたくさんなので、後でじっくり書きます。

つづく

現状その① 全体の流れと態度目標

科目によって多少差はあるものの、今のところ基本的には次のような流れに落ち着いています。

①今日の目標(内容・態度)と流れの確認
②講義(目標15分以内)
③活動
④まとめ・リフレクション記入

①について
年度初めのオリエンテーションで、「この授業の目的は、理科の知識をつけることと、理科の学習を通して社会人基礎力を養うことです」と伝えています。
そこで、態度目標も「社会人基礎力」の12の構成要素のうち、生徒の現状に合うと思うものを6つ(主体性、働きかけ力、発信力、傾聴力、柔軟性、規律性)選んで示し、その日の活動によってそのうちの1〜2個を重点目標のような形で設定しています。

夏休み前のリフレクションでは、態度目標について「あってもなくてもいい」と考えている生徒もいましたが、「毎時間出されると意識できる」「社会人には必要なことだからいいと思う」という声もありました。また、専門生物のクラスでは「今の目標はだいたい達成できているから、もう少しレベルアップしてもいいと思う」という意見も出ました。私からの投げかけもあったのですが、それに納得してくれたことがわかり、うれしい反応でした。
夏休み明けに生徒たちと相談しながら新しい目標を設定していくつもりです。

長くなったので、続きは次回。




今年度の業務

今年度担当している科目は次の通り。
生物(1クラス、15名)
生物基礎(1クラス、34名)
化学基礎(2クラス、32名と37名)
授業は全部で12単位と少なめ。専門外の化学がネックではありますが。
育休明けということで担任もしておらず、2年生の副担をしています。
しかし、系列主任(うちの学校は総合学科で、科のくくりをゆるくしたような系列というのがあります)、教科主任、授業改善係、奨学金係、学年会計、…などなど、こっちの業務にあわあわしています。やりたいことに時間をとれないもどかしさ。

保育園のお迎えのため残業もできず、持ち帰ったとしても子どもが寝てからしかできない状況で、仕事の効率化とか、断ることの必要性など、仕事の仕方を考えた一学期でもありました。